Sensor
最終更新
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「Sensor」は、ユーザーのプライバシーに配慮しながら、VR空間内でのユーザーの内見の様子をセンシングします。 ZENKEIでは、深層学習が登場する以前よりVR空間内でのユーザーの行動を記録してきました。「VR空間内での行動」と「物件の成約」には必ず相関性があると考えていたためです。 VR空間内の人とコンテンツのインタラクション、即ち、操作データは、平面的なWebページでの操作とは異なり、より身体の動きが反映されたものであり、実際に内見する様子をデジタルへと投影されたものと捉えることができます。 その後、深層学習が登場し、「VRの操作データ情報」と「物件の成約情報」を分析したところ、これら二つのデータには明確な相関性があり、私たちの考えの正しさが証明されました。
VR空間内でのユーザーの行動(操作データ)の記録には、成約予測やユーザーの好みなど不動産業務のデジタル化にとって非常に重要な情報が含まれます。
「Sensor」で記録している行動を紹介します。こちらの動画より、センシングしたデータを確認していただけます。
マウスカーソルや指の画面上の座標を記録します。
VRプレーヤーの視線方向や視野角(ズーム値)を記録します。
どの部屋にどのくらい滞在していたかを記録します。また、部屋への移動手段も記録します。ウォークスルーや空間タグで能動的に移動したのか、自動案内で受動的に移動したのかという情報です。
視線方向や視野角とオブジェクト認識情報を組み合わせることで、部屋の中の、どのオブジェクト(キッチンシンクやエアコンなど)に注視したかを記録します。
空間タグはVR空間内の付加情報です。 どの空間タグを選択したかを記録します。また、空間タグの種別(ウォークスルー、画像、動画、テキスト、オブジェクト認識など)も記録します。
地図や間取り図の表示位置やズーム値を記録します。また、地図や間取り図上のマーカー選択も記録します。
メニューの開閉を記録します。また、メニューの種別(お問い合わせ、お気に入り一覧、、採寸、家具配置など)も記録します。
スキップ可能なダイジェスト内容(物件の基本情報、アピール文、標準写真)をどこまで閲覧したかを記録します。
Googleストリートビュー上でどの地点を閲覧したかを記録します。
どの物件をお気に入り登録したかを記録します。
問い合わせ内容を記録します。また、問い合わせ手段(電話やWebフォームなど)を記録します。
Acuatorの提案に対して、どのような応答をしたかを記録します。提案の種別や提案の受け入れ可否という情報です。