VRを制作する

VRを手動で制作する場合の制作方法を記載します。

※AIで制作(AVRC)の場合は、このページの「4. 図面・地図への画像の配置、スコープ調整」以降を参考に、ポイント名・ポイントの位置・スコープの向き・ウォークスルーが正しいか確認して修正してください。その後、「6. 建物外観と物件内を出入りする動線の設定」を行ってください。

1. Google地図と外観パノラマ画像を登録する

※外観パノラマを撮影していない物件は、この工程は省いて「2. 図面(間取り図)の登録」 へ

REtech Dashboardの「VR制作」から編集画面を開くと以下のページが表示されます。 「図面エリア」にある[地図]ボタンをクリックします。

「近隣の景観」タブが表示されますので、「+」ボタンで撮影した外観のパノラマ写真 を登録します。

「近隣の景観」タブにある「+」ボタンをクリックすると、「撮影ポイントの追加」ダイアログ が表示されます。ダッシュボードの[素材画像]メニューで登録済みの画像の中から、外観 パノラマ画像を選択し、「選択した画像を撮影ポイントとして追加」ボタンをクリックすると 画像がアップロードされます。

重要:登録した外観のコメント欄に必ず「外観」と入力してください。  (こうすることによって、VR案内が「外観」からスタートします。)

2. 図面(間取り図)の登録

VR編集ページの「図面エリア」にある[図面]ボタンをクリックすると、「図面の追加」ダイアログが表示されます。外観パノラマ画像を登録した手順で図面を登録します。

図面のアップロードが正常に完了すると、VR編集ページの「図面エリア」に、アップロード した図面画像が表示されます。

3. 写真・パノラマ画像の登録

VR編集ページの「サムネイルエリア」にある[この図面に写真・パノラマを登録する]ボタンを クリックすると、「撮影ポイントの追加」ダイアログが表示します。 前述と同じ手順で、撮影ポイントとして図面上に配置したいパノラマ画像、または、通常画像 を選択し、アップロードします。

画像のアップロードが正常に完了すると、VR編集ページの「サムネイルエリア」に、アップロードした写真・パノラマ画像が一覧表示されます。

4. 図面・地図への画像の配置、スコープ調整

VR編集ページの「図面エリア」にある[ポイント・視野]ボタンをクリックします。オレンジ色になっていれば、ポイント・視野を自由に調整できるようになります。

「図面エリア」に表示されている番号アイコンを選択すると、アイコンがオレンジ色に変わります。オレンジ色のアイコンをドラッグして、「写真・パノラマエリア」で表示状態を確認しながら、 図面の適切な位置に画像を配置します。

また、スコープ(ピンク色の扇型)の方向と撮影した方向をぴったり合わせるために、「写真・パノラマエリア」で表示状態を確認しながら、スコープの方向をマウスで動かして調整します。

5. ウォークスルーの設定

ZENKEI VRはオート案内機能を搭載しているため、物件の外観から室内の隅々まで、ユーザー は何も操作しなくても、物件内のポイント間を自動で移動できVR内見に集中することができます。 このオート案内機能を有効に活用するためには、撮影ポイント間の移動経路を結びつける 「ウォークスルー設定」を次の手順でしっかりと行っておく必要があります。

まず、VR編集ページの「図面エリア」にある[ウォークスルー]ボタンをクリックします。 オレンジ色に変われば、ウォークスルー設定を自由に行える状態に切り替わります。

VR編集ページの「サムネイルエリア」に表示されている画像の中から、ウォークスルーの始点となる撮影ポイントを選択します。 このとき、選択した画像の左上にある番号アイコンと、「図面エリア」に配置した撮影ポイントのいずれもオレンジ色に変わります。

「図面エリア」内にある、始点の撮影ポイントをマウスでドラッグし、ウォークスルーでつなげたい撮影ポイントに線を引くように動かします。

「図面エリア」内で、始点と終点の撮影ポイントが緑色のラインでつながれば、ウォークスルー設定は完了です。同時に、「写真・パノラマエリア」には白い矢印が表示されます。

※「写真・パノラマエリア」の白い矢印は、マウスで任意の場所に動かすことができます。一度、マウスのドラッグ操作で移動したウォークスルー矢印の表示位置は、その後、図面上の撮影ポイントの位置や方向を修正しても変わりません。

ウォークスルー設定を解除したい場合は、ポイント間をつなぐ緑色ラインの中央に表示された 「×(バツ)」印をクリックします。

6. 建物外観と物件内を出入りする動線の設定(外観パノラマ画像を未登録の場合は不要)

VR編集ページで「近隣の景観」タブを開き、外観パノラマ画像を選択し、「写真・パノラマエリア」の右上にある「空間タグ」ボタンをクリックします。

※「空間タグ画像」は以下のURLからダウンロードが出来ます。

https://zenkeix.blob.core.windows.net/samples/sample-annotations.zip

同エリアの左側に表示された「空間タグの編集」の「」ボタンをクリックすると、「空間タグの追加」ダイアログが表示されます。

表示された空間タグ画像の中から、「IN」アイコンを選択して、「選択した画像を空間タグとして追加」ボタンをクリックすると、外観パノラマ画像の中に「IN」アイコンが挿入されます。

「IN」アイコンの位置・傾き・サイズを調整します。その後、動作設定のプルダウンメニューから 「ポイント変更」を選択します。

ポイント変更」を選択すると、遷移したい撮影ポイントがプルダウンメニューで表示されます。 ポイント変更先に「玄関」を選択すると、外観から物件内へ入るための動線が設定されます。

同様に、玄関パノラマ画像の中に「OUT」アイコンを挿入し、空間タグ編集の動作設定から「ポイント変更」を選択し、ポイント変更先に「外観」を選択します。これにより、物件内から建物外観へ移動する動線が設定されます。

重要:「近隣の景観」から「間取り図」タブをまたいで遷移する場合は必ず「空間タグ」でつないで ください。つながっていないと「VRで住宅設備の重点自動案内」が正常に動かないのでご注意ください。

※「YouTube」「in」「out」などのアノテーションの追加も同じ要領で「空間タグ」< 「空間タグ」でアイコンを選択<位置の変更、サイズ調整、選択時の動作などを設定します。

※外観から図面へのポイント変更以外のアノテーション追加は「VR制作発注」では行いません。

最終更新