はじめに(準備)

撮影計画と撮影

数量計算を行うためには適切なポイント(位置)で撮影する必要があります。映像上の死角があると数量の拾い漏れが発生するため、あらかじめ撮影位置を計画して空間スキャナーを使って撮影してください。 撮影計画と空間スキャナーについてはこちらをご確認ください。

また、数量計算には、基準寸法となる各部屋1箇所の実寸法が必要になりますので、撮影時に確認の上、その実寸法を使って数量計算をご利用ください。基準寸法については、下記の3種類の方法があり、「①天井の高さを測定する」を推奨しております。

①天井の高さを測定する ②任意の場所を測定する(扉や窓枠の大きさ) ③ZENKEIマットを敷いて撮影する

※ZENKEIマットについてはこちら

VR編集

数量計算を行うためには適切なVRコンテンツを制作する必要があります。 VR編集についてはこちらをご確認ください。 ※空間スキャナーで撮影した場合、撮影ポイントはあらかじめ適切な位置になっている可能性はありますが、数量計算対象(範囲)を把握する手助けになるため、間取り図に対して撮影ポイント位置やスコープ位置は調整することを推奨します。

実際にお試しください(サンプル素材)

現場で撮影してきた画像で数量計算を始める前に、まずは下記のサンプル素材を使ってお試しください。サンプル素材をダウンロードしていただき、新規物件を作成し、間取り図とパノラマ画像をアップロードしてVR編集を行ってから数量計算をご利用ください。

サンプル素材のダウンロードはこちら 実寸法の測距データもありますので、数量計算結果と照らし合わせてみてください。

サンプル素材には、「シンプルな四角い部屋」と「プラトンブリエ」の2つの素材がありますので、下記の順でお試しください。 ➀ シンプルな四角い部屋でおためし ➁ プラトンブリエでおためし ➂ 実際に撮影してきた物件でおためし

※②プラトンブリエについては、まずは玄関横の「洋室2」の画像で床コーナーと梁の編集を試していただき、その後、いくつかの部屋で試してみてください。

これで準備は終わりです。続いて数量計算の使い方について説明します。

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